Association for Supply Chain Management(ASCM, 旧APICS)は1957年の立ち上げから今日までサプライチェーンマネージメントの啓蒙、革新、発展に取り組み続け、同業界では世界最大のNPO法人となっている組織です。
そのASCMが2023年6月12日にリリースした”Supply Chain Trends 2024″と題した記事は主にサプライチェーンのデジタルツールの応用が進むであろうことについて書かれています。弊社の扱うデジタル輸送シミュレーションがまさに述べられている部分を引用致します。
“Applications include using standardized freight data exchange to deliver operational efficiencies, optimize routes and port planning, and reduce emissions and costs; …….. data from sensors and digital twins to identify potential problems, advance predictive maintenance and optimize product performance.”
「ソフトウェアは標準化された輸送データを使って実務の効率化、また輸送ルートおよび経由地点の適正化を行い、温暖化ガス排出とコストの削減、(中略)センサーから得られるデータとデジタルツインで潜在的なリスクを特定し、予知保全や生産物の性能の最適化を推し進める機能も持っている。」
こうも書かれています。
“Some will achieve holistic digital transformation, while others will advance more slowly by balancing long-term investment in automation with the immediate implementation of solutions that reduce repetitive tasks and cognitive fatigue while allowing employees to focus on areas where humans perform better than machines.”
「全体的なデジタルトランスフォーメーションを成し遂げるものがいる一方、もっとゆっくりとだが反復作業とそれによる認知疲労を減少、緩和できるソリューションを即時導入しながら長期にわたる自動化への投資を行い、従業員を機械よりも人間が優れた働きができる分野に集中させていくだろう。」
つまり、現時点でデジタル化のメリットは非常に大きく、導入速度の程度の差こそあれどもデジタル化がさらに推し進められていくのは間違いないという見解です。
弊社はこの見解は至極正しいと考えています。
昨今、AIで人の職が奪われる懸念が叫ばれています。弊社のご紹介するデジタル輸送シミュレーションサービスはAIではないもののデジタルでのサービスとなります。しかし、医薬品輸送の輸送試験をデジタルで推し進めることで得られるメリットは非常に大きく、また実際の製品流通には物流が引き続き必要となるため、人の職を奪う類のものでもありません。
日本の医薬品が世界で戦えるための非常に強力なツールであることは既に実績から一目瞭然です。
シミュレーション結果の信ぴょう性が気になる方、ぜひともCONTACTページよりお問い合わせください。ご納得頂けるご案内をさせて頂きます。
引用元:ASCM Website
https://www.ascm.org/ascm-insights/ascms-top-10-supply-chain-trends-in-2024/